エア搬送装置 クリーンウインド CW-1 / CW-3 / CW-6 / CW-6R

エア搬送装置 クリーンウインド CW-1 / CW-3 / CW-6 / CW-6R

特徴

  • 「クリーンウインド」は吸引式エア搬送装置です。
  • 空気で搬送するので搬送経路内の異物発生や搬送物の停滞はありません。
  • 昇降機よりも自由なプラントレイアウトが可能!
  • 空気で搬送するので面倒なベルトの調整や交換、清掃の必要なし。
  • タイワ独自のエア減速システムにより5m/秒以下に減速。
  • 現地採寸・お見積りをいたしますので、お気軽にお問合せください。
仕様
型式 CW-1 / CW-3 / CW-6 / CW-6R
基準搬送能力 CW-1:1t/h 
CW-3:3t/h
CW-6:6t/h
CW-6R:6t/h
基準搬送距離 CW-1:水平4m・垂直4m/ブロワ1台
CW-3:水平4m・垂直4m/ブロワ1台
CW-6:水平4m・垂直5m/ブロワ1台
水平20m・垂直5m/ブロワ2台
CW-6R:水平30m・垂直13m/高静圧ブロワ
搬送・吸引配管径 CW-1:Φ42.7 
CW-3:Φ48.6
CW-6:Φ60.5
CW-6R:Φ60.5
ブロワ出力 CW-1:三相200V1.7kW
CW-3:三相200V2.3kW
CW-6:三相200V5.3kW
CW-6R:三相200V7.5kW
定格風量 CW-1:0.8㎥/min
CW-3:1.2㎥/min
定格静圧 CW-1:14.7kPa
CW-3:16.7kPa
ロータリーバルブ出力 CW-1:三相200V0.1kW
CW-3:三相200V0.1kW
CW-6:三相200V0.2kW
CW-6R:三相200V0.2kW

■エア搬送装置「クリーンウインド」の特長


①供給シャッター
お米の供給シャッターとエア取入れ口が一体となっており、シャッター開度に合わせて空気の取込量が変動します。また、シャッター開度調整ストッパーがあり、一度調整しておけばシャッターの開閉操作だけでお米を最適な状態で搬送できます。
②エア減速システム
エア搬送システムは、お米と空気を分離してお米の搬送スピードを減速します。原則方法は、まず配管経路の拡大による1次減速。次に内部にある分離金アミでお米と空気を分離する2次減速。最後はさらに配管経路を拡大しカーブさせる3次減速。これらの3つの減速により、ロータリーバルブへの衝突による砕米の発生を防ぎます。
③ロータリーバルブ
エアシール性を高めた構造で配管内の気密性を保ちます。砕米も防ぎ、搬送先のタンクへ確実に排出します。
④ブロワユニットのバグフィルター
エア減速システムから送られてきた空気と埃は、サイクロンと内蔵するエレメントにより分離されます。埃はサイクロン下部のダストボックスに貯留され、周囲に飛散する事はありません。ダストボックス底部の蓋を開けて簡単に回収できます。



■昇降機とエア搬送装置「クリーンウインド」との比較


メリット1:コンタミネーション防止
昇降機は、平ベルトの剥離物、ケースやバケットに付着するヌカ、底部の残米、バケットの取り付けネジ等が異物となる可能性があります。一方、「クリーンウインド」はステンレス配管内を空気を利用して搬送する方法なので、搬送経路内の異物と、それによる虫の発生はありません。また、「クリーンウインド」の搬送経路は配管のみで、配管全体を吸収し搬送物の停滞はありません。
メリット2:コンパクト設計
「クリーンウインド」は昇降機に比べ、コンパクトな配置でレイアウトの自由度が高くなります。混米機ユニットで比較すると、昇降機を使うよりも約400mm低くできます。また、張込台も低くなるので労力も軽減できます。水平搬送も可能なので、配管を延伸することにより自由な設計ができます。
メリット3:メンテナンス性
昇降機は、定期的なベルト類(平ベルト、Vベルト)の張りの調整や交換、機内の清掃が必要です。一方、「クリーンウインド」は空気でお米を搬送するのでベルト類の調整や清掃は必要ありません。主な消耗品はバグフィルターのエレメントで、交換も容易です。

メーカー
株式会社タイワ精機
商品サイト
http://www.taiwa-seiki.co.jp/products/air_cw-3cw-1/

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