トーヨーマルチ味度メーター MA-90SYSTEM

トーヨーマルチ味度メーター MA-90SYSTEM

特徴

  • 無洗米の味度測定ができます
  • 米の経時劣化が測定できます
  • 色々な米の種類の味度測定ができます
  • 大型タッチパネルディスプレイ表示を採用
  • 味度管理ソフト(標準付属)
仕様
型式 MA-90R2
商品サイズ 幅 930 × 奥行 450 × 高さ 540mm
消費電力(最大) 単相100V600W
付属品(別売品) ・測定容器
・米充填器
・電子天秤(0.1g精度)
・プリンター
・味度管理用パソコン(接続ケーズブル含む)
味度 普通米、無洗米、金芽米、胚芽米などの味度値を表示します。
測定手順 秤量→充填→前処理→むらし→計測
精白米を33gを計って、それを測定容器に入れ、蓋をしてから、前処理バスに入れます。ブザーがなると測定できる状態になっています。
サンプル一つだけでも、多数サンプルの連続測定も可能。測定時間は、連続測定の場合1サンプルにつき3分20秒です。
前処理作業や計測のタイミングは、自動的にブザーとランプの点滅でお知らせします。

■無洗米の味度測定ができます

従来の味度メーターは、無洗米の味度測定は出来ませんでした。マルチ味度メーターは、無洗米と判定された米の味度を正確に測定します。


■米の経時劣化が測定できます

成分分析では捉えにくい米の経時劣化による食味低下も正確に測定できます。
オプション(別売)のテスター精米機を用いて、玄米も測定可能です。
更に、稲作段階や籾から精白米までの各加工段階での、方法や機器の良否の判断などの応用も可能です。


■色々な米の種類の味度測定ができます

普通米、無洗米、金芽米、胚芽米、胚芽無洗米、分づき米、ブレンド米、低アミロース米など、色々な米の味度が測定できます。


■大型タッチパネルディスプレイ表示を採用

操作部画面には見やすい大型液晶タッチパネルを採用。わかりやすく操作しやすい画面構成により、高度な機能を簡単に操作でき、色々な種類の米の味度が測定できます。


■味度管理ソフト(標準付属)

蓄積したデータの管理をします。日頃お使いのパソコンにインストールすることで、銘柄、味度値などの検索も簡単にできます。



味度値の定義


■炊飯物について

当該米を「白ご飯」に炊いた場合の食味度であること。
(コメはいろいろな調理が可能ですし、又、それによって食味も変化するからです。)


■炊飯時間について

測定の時点で炊飯した場合であること
(それぞれの米に経時劣化の差があるからです。)


■お米の研ぎ方について

普通米は標準的な研ぎ方をした場合であること。
(研ぎ方の上手下手が食味に大きく影響を与えるからです。)


■浸漬についてそのお米にとって最適の時間で浸漬した場合であること。

(通常約1時間の浸漬をしないと本当の味が発揮されないからです。しかし米によってはもっと時間の要るものもあります。)


■水加減について

そのお米にとって、食味者の硬さ加減について最適の水加減をした場合であること。
(米によりそれぞれおいしさを引き出す水加減は違ってきます。又、硬さ加減が食味者に合っていないと食味度の正しい認定が出来ないからです。)


■炊飯器について

標準的な電気炊飯器で炊飯した場合であること。
(釜の善し悪しによって味が変わるからです。)


■食す時間について

電気器のスイッチが切れてから「むらし」「ほぐし」を入れて1時間後に食べた値であること。
(それぞれのご飯は炊飯後の経時劣化の差がはげしいので食べる時間により食味が異なるからです。)


■対象者について

日本人の大多数が感じるご飯のおいしさを表すものであること。
(味覚は個々の人によりさまざまですが、ご飯のおいしさは大多数の日本人に共通しています。しかしたまには日本のコシヒカリよりも外米<長粒種>の方がおいしいと云う人も居ます。そのような特異な人ではなく、大多数の日本人に標準を合わせているのです。)


■測定の対象となる米について

・精白米であること(本測定器は保水膜量を光学式にて計測する方式のため、玄米、モチ米、赤米、紫米、着色米、等の有色米の場合は光量に異常値を生ずるからです。)
・飯米用に仕上げられた米であること(本測定器は時間短縮のため、半炊き測定方式を採用しています。従って酒米のように研削式で仕上げられた傷だらけの米は保水膜量の測定が正確に出来ないからです。)

メーカー
東洋ライス株式会社
商品サイト
https://www.toyo-rice.jp/seimaiki/kensakiki/

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